法人化のデメリットもあるんです。
さて、法人化のメリットばかりお話しましたが、
今回はデメリットを。
それは・・・赤字でも税金が掛かるんです。
均等割額として、京都府の場合、最低2万円の法人府民税が、京都市で最低5万円の法人市民税がかかります。
この均等割額7万円は赤字の場合でも毎年課税されるのです。
個人事業であれば、赤字のときは所得税も住民税も負担はありませんので
これは大きな違いですね。この7万円を大きいとみるか・・・
そして、忘れないでいただきたいのが
社会保険料の負担とその事務負担が増えること。
個人事業主では任意加入されていたものが、法人になると強制加入となります。
新たに保険料の負担が発生するわけです。
スタッフを雇用した場合、会社とスタッフで社会保険料折半して納付することに
なりますので、給与支給額はこれを念頭に決定したほうがよいでしょう。
メリットもあればデメリットもある。
ただ、社会保険については会社の負担は増えますが、「社保完備」とうたうことで
よりよい人材が確保できることにもなります。
ケースバイケースですので、それぞれ検討してみるとよいでしょう。
2015年1月10日 9:46 AM|会社設立