法人化における給与所得控除のメリット
個人事業の方からのご質問でよくあるのが。
「法人化したほうが節税になるんですよね?」という質問。
ある程度個人で利益が出始めたら、頭に入れておいたほうがいいですね。
法人化。
いちばんのメリットは給与所得控除です。
法人化後は、法人から役員報酬を貰うことができるようになり、
当然この役員報酬は法人の経費となります。
役員からみれば給与所得になりますね。
そして、この給与収入からは、
給与収入に応じた給与所得控除を引いて税金の計算をします。
法人では役員報酬はまるまる経費になるうえ、
役員は給与所得控除を差し引いた残りが給与所得として課税されることになるのです。
・・・簡単にいいますとですね・・・
法人と個人の所得を合計してみると、給与所得控除分だけ所得が少なくなるんですね。
マジック!
これが法人化の節税上の一番のメリットです。
もちろんデメリットもありますよ。ですからみんながすぐにホイホイ法人にする
わけではないのです。
これは、のちのちのお話として。
26年の確定申告がまとまって、所得税の金額にびっくりした方、
法人化も検討してみてくださいね!
2015年1月8日 10:23 AM|会社設立