法人化により、税金はどうやってどのくらい節税できるのか?
今回はそんな疑問にお答えします。
節税メリットその1
所得税と法人税の税率の差
個人事業の所得税は累進課税です。
これがどういうことかというと、
所得が増えれば増えるほど、税率が高くなるということなんです。
そのため、法人にした方が有利になるラインがあります。
ただこれはケースによります、税理士にシミュレーションをお願いして
詳細な計算をしてもらいましょう。
節税メリットその2
経費の幅が増える
生命保険や自宅兼事務所、自動車、退職金など、
法人にした方が経費として認められる幅が広くなります。
節税メリットその3
家族への給与
個人事業では青色事業専従者給与として税務署へ届出をした場合にのみ
家族への給与は認められています。
法人の場合はそういった制限がありません。
実際に事業に従事していれば家族に自由に給与を支払うことが可能です。
これによって、所得分散をして経営者の所得税、住民税を節税することが可能になるわけです。
簡単にですが会社設立による節税メリットです。
微妙なケースでも所得税は少なくなりますが、その分社会保険料の負担が
多く場合が多いです。
これをどう考えられるか?でしょうね。
会社設立は節税メリットのためだけにすべきではないと考えます。
事務的な負担やランニングコストも発生してきますので、これも踏まえてどうされるかを検討しましょう。
今後事業をどのように展開したいか、それをメインに検討してくださいね。